プロパガンダ

プロパガンダ『1，2，3，4』～エレクトロニック・ポップ度★～
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３、４年前だったかテレビの番組のＢＧＭで流れていた曲で、どこかで聴いたことがあるなと思っていて思い出せない曲がありました。確かにこの曲が入っているアルバムは持っているはず、でも思い出せない。

それから、しばらくして、プロパガンダの『1，2，3，4』というアルバムを聴いていて、その曲があったので嬉しくなりました。そんなに売れてないかもしれないし、売れたのかもしれない。良い物は良い、ＴＶで流れるほどにね。

このバンドの情報はあまりありません。少しだけあるので書いておきます。

ドイツ出身のバンドでファーストアルバムはトレヴァー・ホーン主宰のＺＴＴレーベルからデヴューしています。ここで聴かれるのはテクノサウンドです。しかし、セカンドの『1，2，3，4』ではテクノ度は下がり、キャッチーなポップソングが中心になっています。

女性ヴォーカルがクラウディア・ブロッケンからアメリカ人のベッツィ・ミラーに変わっています。この違いが大きい。ベッツィのキュートな歌声が聴ける軽快なアルバムに仕上がっています。

ゲストミュージシャンの顔ぶれも一流。ハワード・ジョーンズにウイリアム・オービット、ピンク・フロイドのデイブ・ギルモアなどです。

ところでテレビの番組で流れていた曲はなんだったか。多分２曲目の『Heaven　Give　Me　Words』でしょう。これは究極のポップソングです。

英語が解る人はこの詩でメロディーが思い浮かぶかも。

♪Heaven　give　me　words　to　tell　you
　How　I　am　feeling　
　What　I　am　needing
　Heaven　let　this　message
　Reach　you
　This　desperation
　Will　stop　my　heart　from　beating♪

プロパガンダなんか知らないという人も騙されたと思って聴いてみてください。いいですよ。